不覚にもうちの猫が可愛い気がしてしまったので激写。照
この画像、だいぶはっきり見えると思うんだけども、この子の目がおかしいのがお分かり?
実はこの子は私が拾った捨て猫でした。
私が小学校3年生のときで、今から6年前のちょうど今頃。
あの日は今日よりももっとずっと寒かったなぁ。
私はその頃東京に住んでいて、その次の年に引っ越して千葉に来たんです。
もう転校までそんなに時間がなかったので、友達と毎日のように外に出て遊んでました。
その日はその頃の私たちにとって、ちょっとした遠出をしたんです。
まぁ、徒歩15分とかなんですけど。笑
そしたらこいつに出会いました。
でも別に私がダンボールに入ってるところを見つけたわけではないんです。
私の兄の同級生のお姉さんが、こいつを抱っこして立ち尽くしていたんです。
私はそのお姉さんとは顔見知りだったので、それはなんだと問いました。
この辺の記憶は曖昧なんだけど、多分姉さんは『宛がないくせに拾ってしまった』みたいなことを言ったんだと思う。
それでまず私は閃いた。
当時私が習っていた英語のルース先生という人はクレイジーな程の猫好きで、捨て猫を拾いまくって家中猫だらけでした。
多分その日のうちにルース先生のところに行きました。
そしたら旦那がなんか転勤になるとかなんとかで断られてしまいました。
私はルース先生に断られるという事態は想定していなかったのでかなり焦りました。
仕方なくうちに連れて帰ってみることにしました。
まぁ、案の定即答拒否。
しかも当時はペット不可の社宅だったしね。
一緒にいた友達の家も無理でした。
だけども私は諦めるわけにはいかなかったのだよ。
こいつはその時体の大きさに比べてやたら軽かった。
目が大量の目脂で完全に塞がっていた。
体が氷みたいに冷たかった。
私は親に泣きついて、「お手伝いするから」とか「一生のお願い」とか、終いには「飼わせてくれないと殺す」とか言ってピンクのマイ包丁を握った。
そしたらその日は休日だったらしく、父親が「飼ってやればいいじゃない」と、やや気持ち悪く母親を説得。
この日初めて父親の偉大さを知った。
その日は私もこの子も泣き(鳴き)疲れて、一人と一匹で同じバスタオルに巻かれておやすみ。
こんなこと今じゃ考えらんない(^ω^)
拾ってからの1週間ぐらいはこいつはだいぶ可愛かった。
でっかいダンボールの中に入れてたんだけど、目が見えないくせに私が側から離れると弱々しく鳴いた。
何日かして、漸く獣医へ連行。
そこで初めて知ったこいつの体重。
たったの600グラムだったんだよ。
その時こいつは生後2ヶ月ちょいだったらしい。
信じられない。因みに今のこいつの体重は6キロ。でぶ。
目に張り付いて完全に塞いでいた目脂も獣医さんによって綺麗に剥がされた。
だけどね、この子の目は既に潰れていたんだよ。
この画像に写ってるのがその痕。
左目は多分完全に見えてない。
右目も白い膜が瞳の半分を覆ってるから、そんなに見えてないはず。
だけどこいつは強かった。
普通の猫と同じようにおもちゃで遊んだもんね。
私の書き初め用に買った筆が一番のお気に入りだったもんね。
あ、名前はこの子を獣医に連れてってから決めました。
この子オスなんだけど、最初は女の子だと思ってたから「メアリー」って名前でした笑
でも獣医で男の子だって分かってから考え直して、「レノン」に仮決定。
由来はジョンレノン笑
でも言いづらかったので「レオン」に変更。
こいつ馬鹿なのか、未だに自分の名前が解らないらしい。
喉撫でてもゴロゴロ言わないし。
可愛くない猫( ´_ゝ`)
だけどレオンはたまに良い奴。
今年の10月に私風邪引いてたじゃない?
それでしんどくてベッドで寝てたらこいつが布団の中に潜り込んできて、添い寝してくれた笑
一回も私のベッドで一緒に寝たことなかったんだよ(*´ー`)
そりゃもう嬉しかったね!
なんかレオンの生い立ちみたいなことをつらつら書いてしまったよ。
実はもう一匹拾った猫がいるからあの子についても今度書こうかな(^ω^)
なんだかんだであんたら好きやで(^ω^)
超長い気がする(^ω^)

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